ボディスリミング Body Slimming

2019年08月27日

憧れのボディスリミングは痩せているだけでは本当の美しさは得られません。健康に留意し、バランスを保つことが必要です。

  1. 肥満とは何か?
  2. 肥満の分類
  3. 肥満のメカニズム
  4. 脂肪細胞の種類
  5. 脂肪の蓄積の仕方
  6. 脂肪分解の仕組み
  7. 肥る原因

痩身コースでは、セルライトに働きかける「もみ出し」をメインに学びます。もみ出しのタイミング、手技、グライディング(すべる動作)ニーディング(もむ動作)プリング(引っ張る動作)フリクション(摩擦の動作)を各部位ごとに徹底して学びます。 年齢を重ねていなくても、運動不足になると筋肉が落ち、筋肉によって支えられていた脂肪が垂れてプロポーションバランスはくずれる(体型の老化が早まる)

セルライトについて

セルライトとは、脂肪細胞が肥大化し、周りの血管や結合組織を圧迫し、変性した細胞組織のこと単純な細胞組織は運動や食事で減らすことが可能だが、一度できてしまったら減らすことが難しい一度できるとどんどん増加して、さらに脂肪を蓄えるようになる。

■セルライトができるまで-

■セルライトができるまで-

通常の状態。皮膚の下には、脂肪細胞のほかに、繊維状の結合組織と呼ばれるもので作られる。立体的な網の目構造の支持組織がある。

食べすぎや運動不足、ホルモンバランスの変化、年齢による代謝の低下により、脂肪組織が肥大。

皮下組織そのものが容積は限られているため、周囲の血管やリンパ管を圧迫。流れを悪化させることで脂肪細胞の一部に変性がおき、周囲組織が繊維化。皮膚表面にもデコボコの影響がでる

■セルライトの原因-

1、運動不足による栄養過多の生活
  リンパの流れは、筋肉の働きによって作られるため、筋力が落ちることでリンパの流れが低下するさらに過食により
  脂肪細胞が肥大する
2、体内の代謝・内分泌環境の変化
  皮下の脂肪組織は毛細血管の周りにあって、流されないようにコラーゲンで囲まれているが、女性ホルモンのエスト
  ロゲンの結合を弱める作用があり、このコラーゲンの結合が弱くなると、脂肪細胞が遊離してセルライトになる。妊娠
  や更年期などで女性ホルモンのバランスが大きく変化するときは要注意。また、月経による周期的なホルモンバラン
  スの変化も影響がある。
3、むくみ、冷えなどのある体質
  もともとむくみや冷えを持つ人の場合、抹消循環が悪く、脂肪の燃焼にも悪影響を与えるため、セルライトを増大、
  悪化させやすい可能性がある。
4、加齢による老化現象
  加齢による代謝の低下が筋肉を衰えさせることで、皮膚にたるみをつくり、さらに血管やリンパを圧迫するために
  セルライトが生じる。